縁起の良い「穴」のこと、部位ごとの味わい、一年をかけた育ち方、そしておいしく食べきる保存のコツ。
岩国・尾津の白い蓮根のことを、少しだけご紹介します。
穴の空いた蓮根は、「先の見通しが良い」縁起物。お正月のおせちやお祝いの席で、昔から贈り物に選ばれてきました。
ふつうの蓮根は穴が8つといわれますが、岩国れんこんは中心にもう1つ加わった「9つの穴」が特徴とされています。数が多いぶん、切り口の表情も華やか。輪切りにすると、まるで花のような美しい模様が現れます。
「穴の数だけ、幸せが見通せますように」。ハスの中村は、そんな願いを込めて一本ずつお届けしています。
一本の蓮根は、いくつもの節がつながってできています。部位によってやわらかさ・粘り・シャキシャキ感が少しずつ違うので、料理に合わせて使い分けると、もっとおいしくいただけます。
芽
道
親
枝
先端の若い部分。みずみずしく、やわらかでシャキシャキ。生のサラダや酢れんこん、さっと炒める料理に向きます。
いちばん大きく育つ節。実がしっかり詰まっています。ステーキや天ぷらなど、食感を楽しむ料理におすすめです。
親から枝分かれした節。ほどよい歯ざわりでいちばん使いやすい万能部位。きんぴらやサラダなどにおすすめです。
節と節をつなぐ部分。すりおろすと粘りが出ます。れんこん餅やハンバーグなど、すりおろして使う料理におすすめです。
ハスの中村では、部位の味わいをまるごと楽しんでいただけるよう、一本(節つき)のまま産地直送しています。届いたられんこんを切り分けて、部位ごとの違いを味わってみてください。▶ おすすめレシピを見る
蓮根は、春に植えて、秋から冬に掘り上げる作物です。錦川の河口・尾津の泥土の中で、一年をかけてゆっくりと太っていきます。

種蓮根を泥田に植えます。ここから長い一年が始まります。

植えた蓮根が根を張り、大きな葉を次々と広げて、ぐんぐん育っていく時期です。

蓮田一面に、清らかな白い蓮の花が咲きそろいます。花の下、地中では蓮根が太っていきます。

泥の中から一本ずつ、傷つけないよう手で掘り上げます。とくに寒い時期は、でんぷんが糖に変わって甘みと粘りが増し、いちばんおいしい旬をむかえます。
蓮根は乾燥と空気が苦手。「泥付きのまま」「切り口はぴったり包む」がおいしさを保つコツです。用途に合わせて選んでください。

いちばん長持ち。泥を落とさず新聞紙に包み、冷暗所か野菜室へ。
洗わずそのままが正解。泥が乾燥から守ってくれます。1〜2週間ほど。

変色を防ぐ。使いかけは水を張った容器に沈めて冷蔵。水は毎日替えて。
2〜3日で使い切るのがおすすめ。シャキシャキ感が続きます。

手軽に。切り口をラップで密着させ、野菜室へ。
空気に触れさせないのがポイント。数日で使い切って。

長期保存に。使いやすく切って、水気をふき、保存袋で冷凍。
凍ったまま炒め物や煮物へ。すりおろして冷凍も便利です。
ハスの中村の蓮根は、土の香りごと、泥付きのまま産地直送。だからこそ、新聞紙に包んでの保存がいちばん長持ちします🪷 ▶ 商品一覧を見る